Eテレの番組が展覧会に デザインを見つめ直す『デザインあ』展

カルチャー
スポンサーリンク

2月8日(金)より、東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」にて、NHK Eテレで放送中の教育番組『デザインあ』を展覧会に発展させた『デザインあ展』が開催されている。

『デザインあ』は、工業、グラフィック、服飾、キャラクター、建築、照明など、様々なジャンルのデザインに焦点を当てたテレビ番組。グラフィックデザイナーの佐藤卓、ミュージシャンのコーネリアス、インターフェースデザイナーの中村勇吾らが、身の回りに当たり前に存在しているモノをデザインの視点から徹底的に見つめ直し、映像と音楽で表現することで、デザイン的な思考を育む番組となっている。

同展は、「デザインマインド」をテーマに掲げ、佐藤卓、中村勇吾、小山田圭吾の3名がディレクションを担当。

「『あ』れ?」 (これは展覧会のタイトルです。君もタイトルの中に入ってみよう)
「『あ』ら!」 (「あ」の一画が欠けています。自分がその一画になって、「あ」を完成させよう!)
「音の廊下」 (廊下を歩いていると、どこからか聴こえてくる「あ」のハーモニー)
「あな」 (世の中の「あな」がどんな役割を担っているのか、のぞいてみよう!)
「音めがね」 (白く光っているだけのディスプレイ。壁にかけられた「音めがね」で覗いてみると…)

など、音や映像を全身で体感できる展示を通じて、デザインマインドを育む試みが多数用意されている。

『デザインあ展』は、2013年2月8日(金)~2013年6月2日(日)まで、21_21 DESIGN SIGHT (港区赤坂9-7-6)にて開催。開館時間は11:00~20:00。休館日は火曜(4月30日は開館)。入場料は一般1000円。(文中敬称略)

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
デザインあ展

【関連記事】
現代の美術状況を俯瞰 『アーティスト・ファイル』展
食べ物の「3秒ルール」は米にも存在 ただしアメリカ流は「5秒」
『八重の桜』の世界を体感・学べる展覧会 八重の故郷・会津若松で開催中
世界初 「Kawaii」を扱った科学論文はどんな内容?

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。