3月12日に大阪城ホールで、ももいろクローバーZのツアー『ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 5TH DIMENSION』の幕が切って下ろされた。今年の冬に行われた恒例の「ももクロ試練の七番勝負」では、有安が発声を禁じられ、佐々木もインフルエンザで欠場というアクシデントがあったが、そこで巧みに全体をコントロールしたのが玉井詩織。4月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.107では、18才を迎える直前の玉井に話を聞いている。
「やっぱり“18才”は意識しましたね。18才になった瞬間に、深夜のテレビとかにも出れるようになるし、早く18歳になりたいなって気持ちはあります。このあいだ親と『すごく早いね』って話をしたんですよ。だって、ももクロがはじまったときって、まだ13才ですよ! 若かったなぁ~(笑)。(中略)私、(18才までに)本当にいい人生の経験をしたなって思うんです。きっと、ももクロをやってなかったら、今ごろ学校で『あーっ、ダルい。めんどくさい』って言ってたと思う」
周りの同い年の子を見ていると、「あと1年しか学生生活がないのに、もったいない」と感じるという玉井。今年の夏には日産スタジアムでのライブも決定し、夢は益々広がる彼女たちだが、仕事の幅も広がる中、玉井自身には、なにかひとりでやりたい仕事はないのだろうか?
「えーっ!? ひとりでやりたいことかぁ……そう考えるとまた不安になってくるんですよね。それにやりたいことがパッと出てこないっていうか、こういう優柔不断なところをまず直さないと」
「最終的に“安定”を選んじゃうんですよ。そこはもう少し、冒険心が欲しいなぁって自分でも思います」「次の私の課題は“個性”なんだと思います」と、自分に高いハードルを課す玉井。ただ、確実に成長を感じられた部分もあるようで、彼女は、
「前に学校で『人は変われるんだよ』って話をしていたら、担任の先生に『お前の場合、きっかけがあったけど、きっかけがなければ、人間、そうそう変わらないよ』って言われたんです。あっ、そうかって。それから『過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられる』って言葉が好きになったんですけど、これからも自分を変えようと思えるきっかけがあったらいいなって思いますね」
というエピソードを披露。“自らの過去”について、「すごく違う人みたい、5年前の私。やだもん、私、あんな人。昔の私とは絶対に仲良くなれない(苦笑)」と、振り返っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.107(2013年4月12日発売/太田出版)
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