6月29日(土)より、東京・東中野の「ポレポレ東中野」にて、“泡沫候補”を追ったドキュメンタリー映画『立候補』が公開される。
この映画は、2011年11月、橋下徹がしかけた大阪府知事・市長選のダブル選挙に現れたスマイル党総裁「マック赤坂」、二度目の府知事選となる「高橋先生」こと高橋正明、7歳の娘を持つ61歳の「中村パパ」こと中村勝、初選挙となる「岸田さん」こと岸田修の4人の泡沫候補に着目。彼らはなぜ300万円という供託金を払ってまで、敗北必至の選挙に出馬するのか? という疑問に迫る映画となっている。
監督は、05年に『フジヤマにミサイル』で映画監督デビューを飾った藤岡利充が担当。前述の4人の候補のほか、伝説の政見放送で知られる革命家の外山恒一、総資産300億円を有し、これまで15回の落選歴を誇る羽柴誠三秀吉らが出演し、「金持ちの道楽?」「税金対策?」「目立ちたがり?」「会社の宣伝?」などと揶揄される彼らの真実の姿を描き出す作品となっている。
『立候補』は、6月29日(土)より、ポレポレ東中野(中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル地下 東中野駅徒歩1分)ほか全国順次ロードショー。(文中敬称略)
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。