1時間に100個も! ペルセウス流星群をより確実に見るためのスポット

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 夏の夜に見上げるものといえば、花火……だけじゃない! 実は来る8月13日未明、2013年に最も期待されている流星群「ペルセウス座流星群」の極大日を迎える。なんと1時間に約70個、真っ暗であれば1時間に100個もの出現が予想されているという。これを見逃す手はない。そしてせっかく見るなら、ロケーションにこだわってより確実に観測したいもの。というわけで今回は、天体観測にうってつけのレジャースポットを紹介したい。

 まずひとつめは、避暑地としても人気の長野県にある「八ケ岳グレイスホテル」。ホテルのある野辺山高原は空気が澄んでいて余計な光も無く、一年を通して天体観測に適した場所。ホテルで天体望遠鏡と敷物を貸し出してくれるので、軽装備で本格的な天体観測を楽しむことができる。都内からも比較的出やすい場所にあるので、気軽に都会の喧騒を逃れて、涼しい高原と星空を満喫できそうだ。

 山梨県の「大泉高原 八ヶ岳ロイヤルホテル」は、天体観測と温泉とが楽しめるお得な宿。屋上にある天体ドームで、無料で星空観察を楽しむことができる。口径30cmの大型望遠鏡では土星の輪や月のクレーターなどがはっきりと見え、空気が澄んでいる夜には肉眼で天の川が見えることも。夜になるとライトアップされる自慢の露天風呂もあるので、天体観測の前後にゆっくり浸かってみるのもいいかもしれない。

 さらに本格的な天体観測を!という人におススメなのが青森県の「星の宿白鳥座」。ここは敷地内に天文台「銀河」を備えた温泉宿。天文台に設置されているのは、公開天文台で一番大きいという口径40cmのハイテク反射望遠鏡。天体好きも大満足のシロモノだ。星好きのスタッフが常駐しており、詳しく楽しく天体の説明を聞くことができるので、初心者も楽しく天体観測ができそうだ。

 年間でも、夏のこの時期にしか見ることができないペルセウス流星群。せっかくだから絶好のスポットで眺めてみてはいかがだろうか。忘れられない夏の思い出になること間違いなしだ。

【関連リンク】
天体観測ができる宿(ゆこゆこネット)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。