酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡
第9回

ヘイ、トシ(再び)(横道誠)

学び
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依存症は、現代人にとって、とても身近な「病」です。非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、様々なものに頼って、なんとか生き延びている。そして困っている、という人はたくさんいるのではないでしょうか。

そこで、本連載では自身もアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する横道誠さんと、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症(!?)で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦さんの、一筋縄ではいかない往復書簡をお届けします。最小単位、たったふたりから始まる自助グループの様子をこっそり公開。

 ヘイ、トシ! 久しぶりにこの挨拶を使ってみたくなったんです。第1回がオンライン掲載された直後、アノニマス系自助グループのノリなら、むしろ「ハイ、トシ!」じゃないかなっていう指摘がツイッターでありました。

 じつは、わざとだったんだ。AAには何十回も通ったから、もちろん「ハイ!」だってわかってた。でも、地域が原因か、参加者の年齢層が原因かわからないけど、あまり元気に「 ハイ!」と言ってるグループって出会ったことがなくて、どっちかっていうと消えいりそうな声で「 ハイ…、マコト…」みたいなしゃべり方をする人たちが、ほとんどだったんだ。たぶん参加者たちも、内心じぶんに「欧米か!」とツッコミながら、自信なさげに「ハイ…、マーシー…」みたいに言いあってるのかなって思う。

 で、あるとき私は「ヘイ!」って言ってみたんだ。この音のほうが、なんとなく大きな声が出せるなって思ったんだ。そして、それがうまく行ったから、それから私は「ヘイ、ケン!」みたいに発音するようになったんだ。たぶんまわりの人は「 ヘイじゃなくてハイだよ、って内心でツッコンでるんじゃないかなって思う。

 要するに「ヘイ!」は自閉スペクトラム症ゆえに妙なこだわりが強い「マコト流」の表現ということ。たぶんトシも「 ヘイじゃなくてハイだろ」って内心でつぶやきながら、私の期待に応えるために、第2回の最初、「 ハイ、マコト!」じゃなくて「ヘイ、マコト!」って書いてくれたんじゃないかな。優しいねトシは。

♩トシくんはね、トシヒコって言うんだホントはね。だけど優しいからじぶんのことを「トシ」って呼ぶのも許してくれるんだよ、優しいね、トシ(童謡「サッちゃん」の節回しで)。

私の重複障害と自己治療

 ADHDのアディクションへの親和性の高さに関する前回の説明も、とてもおもしろくて、勉強になりました。私は大麻、覚醒剤、タバコなどに縁のない人生で来ているけど、べつに意志が強かったとかでなくて、怖がりだったからと、偶然の流れなんです。

 大麻や覚醒剤に対しては怖いイメージがあったのと、所属していたコミュニティが学術業界だったので、縁がなかった。『ひとつにならない――発達障害者がセックスについて語ること』(イースト・プレス)には、音楽活動をやっていた「発達仲間」が薬物乱用にのめりこんでいったこともインタビューしたけど、私もちょっと道をまちがっていたら、そうなっていたかもしれない。一時期ヨーロッパのナイトクラブによく行って、電子音楽を聴きながら酒をちびちび飲んでいたんだけど、何度か違法薬物の売人に声をかけられた。不潔で怖いイメージがあったので、手を出さずじまいになった。

 タバコに関しては、成人前後に交際していた女性にたくさんアレルギーがあって、タバコの煙を少しでも嗅いだら発作を起こしてしまう人だった。で、当時は大学の学生仲間でタバコを吸いはじめたやつらはたくさんいたけど、じぶんが試してみようとは思えなくなった。それより前の時期だと、小学生のときに不良っぽい同級生と学校をサボって、街をよくほっつき歩いていて、そのときにそいつからタバコを勧められたことがあったけど、怖くて煙を肺まで吸いこめなかった。いまでは、中近東のシーシャ(水タバコ)を楽しめる店に行ったら、喜んでスパスパ吸うけど、中東を旅したときのことを懐かしく思いだせるからに過ぎなくて、ふだんから日常的にたしなもうとは思わない。

 ADHDの薬にも、そんなに興味は湧かなかった。ストラテラ(アトモキセチン)をずっと処方してもらってて、最初に飲んだときは五感がクリアになって感動したけど、すぐに慣れてしまって、効果があんまりよくわからなくなったんだ。コンサータ(​​メチルフェニデート塩酸塩)は「覚醒剤的にキマッた!」という感じだと噂されるけど、べつに試してみたいと思わない。旅行作家の高野秀行さんは、ミャンマーで反政府ゲリラとつるんで阿片栽培をやったり、イエメンでもカート(麻薬的植物?)にどっぷり漬かったりしたから、コンサータに憧れてると言われたときに、「まあ、そうなるだろうね」って思ったけど。このまえ、医学書院の白石正明さんは、高野さんとトシの往復書簡を企んでたのに、私たちのこの連載が始まって、「やられた!って感じ」って笑ってたよ。

 トシは前回、「トラウマ関連問題を抱えている女性患者さんのなかには、フラッシュバックやそれに付随する自己嫌悪や希死念慮を打ち消すために、アルコールで自己治療している人がいます」と書いていたけど、女性患者を男性患者に変えたら、私のまんまだと思いました。私がアルコール漬けになったのは、ADHDのせいでもあり、(診断されてないけど)PTSDのせいでもあり、(やはり診断されてないけど)離人感・現実感消失症のせいでもあると思う。 

最近、精神疾患の新しい診断基準DSM-5-TR(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版改訂版)の日本語版が医学書院から刊行されたけど、そこでは過食性障害の翻訳が「むちゃ食い症」になっていて、クスッと笑ってしまった。私にも過食があるけど、「むちゃ食い症」ってかわいいなって思ってさ。アルコール依存症も「むちゃ飲み症」にならないかな。薬物依存症は「むちゃシャブ症」とかで。

 上に書いたADHDの薬、ストラテラはやたら喉が乾くとか、性欲が減退するとかの厄介な副作用があるけど、満腹感を得やすいという副作用には助けられている。おかげで、過食傾向がだいぶ控えめになってきた。ずっと食べすぎることが悩みだったけど、最近では一日二食になっている。朝と夕方に食べて、昼は食べない。過食がなかったら、タバコや違法薬物に走っていたかもしれない。

 あとはカフェイン、というかコーヒー。私には酒を飲まない日がないけど、コーヒーを飲まない日も皆無です。いまは糖尿病を診断されているから、0カロリーのシロップとフレッシュを入れてホットやアイスで飲んでいる。毎日間食として楽しんでいたケーキやチョコレートやアイスクリームはすべて諦めたから、コーヒーがなかったら発狂していたかもしれない。

 アルコール依存症の薬としては、レグテクトを処方してもらっているんだ。なんとなくアルコールを摂取したい気が湧かなくなる薬。これも最初のうちは効果を感じたけど、いまではとくに効いているとは感じない。朝、昼、夕と3回に分けて飲むのは、ADHD由来の忘れっぽさがある私にはハードルが高いので、朝に3回分をぜんぶ飲んでいるせいかもしれない。でも分けて飲もうとしたら、たいていは忘れてしまって、薬が残りつづけてしまうんだ。

 アルコール依存症の薬としては、セリンクロを処方してもらったこともあります。これは酒を飲み過ぎると、気分が悪くなる薬だと説明されたので、結局は一回も飲まないままになった。もっと昔からあるノックビンとかシアナマイドもそうだけど、服用した人に不快感や苦痛を与えて酒から遠ざけるのって、発想としてどうなんだろうって思いますよ。いまではふつうに処方されているかもしれないけど、きっと将来は(過去の精神医療が現在しばしば同様の非難を受けているように)「非人道的な過去の遺物」と言われるようになって、処方されなくなると思っています。

 思いかえせば10歳前後の頃と、35歳前後の頃は、コンピューターゲームに夢中になっていて、ほとんどゲーム依存症(ゲーム障害)だったと思う。でも、このふたつの時期って、私はじぶんの人生でもとくにつらい時期でもあったと思うんだね。だから、ゲームもやっぱり「自己治療」だったとしか思えない。音楽は子どもの頃から一日中ずっと流しっぱなし、聴きっぱなしという感じだけど、これは騒音に弱い自閉スペクトラム症の人には珍しいと思う。私の場合には、フラッシュバックや希死念慮が強いから、音楽を聞いて頭をある程度麻痺させつづけておかないと、かえってしんどくなるんだね。だから、音楽も自己治療に使っていることは明らかだし、ということは「音楽依存症」というのもあるのかな、と考えてしまったり。

 私は非モテだから、おじさんになったいまでも、セックスよりもオナニーを積極的にやっていて、希死念慮が高まると、高まったことでトクすることはほとんどないんだけど、オナニーの快楽はグッと向上している感じがあって、それはありがたい。ふだんの強烈な苦悩が一時的に緩和されるから、そのギャップの力で性的興奮を感じやすくなっているのか、「まだ死にたくない」という生存本能が掻きたてられて、その機序で気持ちが良いと感じるのか、それともほかの理由があるのかは、よくわからない。女性の場合には、もしかしてそういうメカニズムが理由で、自傷行為めいたセックス依存にのめりこんでいく人も多いのかな、なんて想像したりします。

 性の問題と言うと、この前の2回目の打ちあわせで、「マコトはこの連載で最初からパンツを脱いだぞ、トシはどうするんだ」問題について語りあって、私が「松本先生に愛人とかはいないんですか。いるんだったら、それについて書いて、パンツを脱ぎましょう!」と提案したら、トシが「いたとしても、それはこんなところに書けないよね!?」とマジメに即時却下の判断をしたのが、おもしろい一幕でした。

アディクションの幅

 重複障害があると、治療・支援の谷間に入ってしまって、適切な治療や福祉的支援を受けられないという話もおもしろかったです。私は最初、発達障害専門のクリニックに通っていたんだけど、発達障害者支援センターの心理士に勧められて、依存症専門クリニックにも並行して通うようになり、いまはそちら一本に絞っています。ほんとうはトラウマ治療とか解離(幽体離脱的な身体感覚)もなんとかしたいんだけど、現代の医学では解決できなそうだから、諦めています。

 結局、精神医療の現場でもカウンセリングでも「これだ!」という言説空間に出会えなかったのが原因で、「どんな言説でも全部OK」という特徴がある自助グループを主宰するようになって、のめりこんでいるんだと思います。トシは「やめられない依存症専門医」という立ち位置と書いていたので、私もちょっとその表現を拝借して、「やめられない自助グループ主宰者」を名乗っていこうと思いました。

 この連載では、最初から私の窃盗癖やセックス依存傾向のことを話題にしたけど、できればトシから専門家の意見を聞けたらうれしいなと思ってるんだ。読者たちも「どこからどこまでがアディクションと言いうるのか?」という問題に対して関心が高いと思う。

 たとえば最近、アンナ・レンブケという人の『ドーパミン中毒』(新潮新書)が話題になったけど、この本にはSNSなんかも24時間ノンストップでドーパミンの分泌をもたらすということで、ざっくり言えばアディクションの対象にしていると思う。私はサウナ室で体をカーっと温めて、水風呂にザバーっと使って「ととのう」のが大好きなんだけど、『ドーパミン中毒』には冷水浴もドーパミンがどぱどぱでる行為だと書いてあったから、この意見を踏まえるなら私はサウナ依存でもあるのだろう。

 最近トシたちが編者を務めた新刊『​​ゲーム障害再考――嗜癖か、発達障害か、それとも大人のいらだちか』(日本評論社)も読んだけど、この本なんかは書名自体が啓発的だね。ゲームにハマって困っているのは、アディクションと言えるのか。ADHDの過集中かもしれないし、ゲームに目くじらを立てるおとなが非科学的な決めつけをしているだけかもしれない。鈴木直さんの新刊『アディクションと金融資本主義の精神』(みすず書房)はちゃんとした内容なのかな。注文してみたんだけど、ちょうどその直後、『ウツ婚!!――死にたい私が生き延びるための婚活』の石田月美さんが、ツイッターでこう書いているのを読んで(鈴木さんの本への批判ではないと思います)、ますますトシの意見を聞きたいと思ってしまった。

「必要のないものまで依存症モデルで説明するのはやめませんか…特に「全ての人間は依存症である」とか…先人達は血と涙の果てに、今の「病」であるという認識を広めたので…「全ての人間が依存症」なら、それは「病」が無効化されるということです。また「意志の弱さ」に逆戻りするので…どうか何卒…/つまり、「全ての人間が依存症」なら、とんでもない状態に陥っている人間は他の依存症者と何が違うのか、となるので…「全員が病気」であるなら、それはもう特定の人間が「病気」とは見なされないので…「そいつのせい」になる可能性があるということです。おこがましくもすみません…何卒……/あ、「全ての人間は何かしらに依存している」については大いに同意しております。「自立とは依存先の分散」ですから」

 最後に記されているのは、熊谷晋一郎さんの名言ですね。いろんなものに依存しないと自立すら確保できない。それができなくなるのが、アディクションということ。ぜひ、トシなりの壮大な人類学的アディクション論があったら、教えてください。

 ところで、トシと私の文体って、透明感を追求していて、雑味を排除したいという欲求がはっきりあるよね。私の場合には、これはキンキンに冷えた喉越しの良いビールの魅力につうじる。トシの場合には、頭のなかをきれいに冴えさせてくれるタバコの一服につうじるんじゃないかな。ということは、私たちの文章にはアディクション的な意味があるのかな。こういう文章を書くことで困っているわけじゃないから、「正常な依存」ということになるのかな。

次回の更新は、10月26日(木)17時予定。トシ(松本俊彦さん)からのお返事です。

筆者について

まつもと・としひこ 1967年神奈川県生まれ。医師、医学博士。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長。1993年佐賀医科大学医学部卒業。神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科などを経て、2015年より現職。2017年より国立精神・神経医療研究センター病院薬物依存症センターセンター長併任。主著として「自傷行為の理解と援助」(日本評論社) 、「アディクションとしての自傷」(星和書店)、「自傷・自殺する子どもたち」(合同出版)、「アルコールとうつ、自殺」(岩波書店, 2014)、「自分を傷つけずにはいられない」(講談社)、「もしも「死にたい」と言われたら」(中外医学社)、「薬物依存症」(筑摩書房)、「誰がために医師はいる」(みすず書房)、「世界一やさしい依存症入門」(河出書房新社)がある。

よこみち・まこと 京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究。単著に『みんな水の中──「発達障害」自助グループの文学研究者はどんな世界に棲んでいるか』(医学書院)、『唯が行く!──当事者研究とオープンダイアローグ奮闘記』(金剛出版)、『イスタンブールで青に溺れる──発達障害者の世界周航記』(文藝春秋)、『発達界隈通信──ぼくたちは障害と脳の多様性を生きてます』(教育評論社)、『ある大学教員の日常と非日常――障害者モード、コロナ禍、ウクライナ侵攻』(晶文社)、『ひとつにならない──発達障害者がセックスについて語ること』(イースト・プレス)が、編著に『みんなの宗教2世問題』(晶文社)、『信仰から解放されない子どもたち――#宗教2世に信教の自由を』(明石書店)がある。

  1. 第1回 : へい、トシ!(横道誠)
  2. 第2回 : ヘイ、マコト(松本俊彦)
  3. 第3回 : 自助グループと地獄行きのタイムマシン(横道誠)
  4. 第4回 : 「ダメ。ゼッタイ。」よりも「回復のコミュニティ」(松本俊彦)
  5. 第5回 : 無力さの受容と回復のコミュニティ(横道誠)
  6. 第6回 : 「回復のコミュニティ」に必要とされるもの――周回遅れのアディクション治療(松本俊彦)
  7. 第7回 : 当事者イメージの複雑化と新しい自助グループを求めて(横道誠)
  8. 第8回 : 「困った人」は「困っている人」――自己治療と重複障害(松本俊彦)
  9. 第9回 : ヘイ、トシ(再び)(横道誠)
  10. 第10回 : 人はなぜ何かにハマるのか?(松本俊彦)
  11. 第11回 : 紳士淑女としての”依存”のたしなみ方(横道誠)
  12. 第12回 : 大麻、少年の性被害、男らしさの病(松本俊彦)
  13. 第13回 : 自己開示への障壁と相談できない病(横道誠)
  14. 第14回 : ふつうの相談、そしてつながり、集える場所(松本俊彦)
  15. 第15回 : 依存症と共同体、仲間のネットワークへの期待(横道誠)
  16. 第16回 : つながり再考――依存症家族支援と強すぎないつながり(松本俊彦)
  17. 特別編(前編) : 『あなたも狂信する』刊行記念! 往復書簡特別編(前編)を公開
  18. 特別編(後編) : 『あなたも狂信する』刊行記念! 往復書簡特別編(後編)を公開
  19. 第17回 : 依存症を引き起こすのは、トラウマ?ADHD?それとも?(横道誠)
  20. 第18回 : アディクションと死を見つめて(松本俊彦)
連載「酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡」
  1. 第1回 : へい、トシ!(横道誠)
  2. 第2回 : ヘイ、マコト(松本俊彦)
  3. 第3回 : 自助グループと地獄行きのタイムマシン(横道誠)
  4. 第4回 : 「ダメ。ゼッタイ。」よりも「回復のコミュニティ」(松本俊彦)
  5. 第5回 : 無力さの受容と回復のコミュニティ(横道誠)
  6. 第6回 : 「回復のコミュニティ」に必要とされるもの――周回遅れのアディクション治療(松本俊彦)
  7. 第7回 : 当事者イメージの複雑化と新しい自助グループを求めて(横道誠)
  8. 第8回 : 「困った人」は「困っている人」――自己治療と重複障害(松本俊彦)
  9. 第9回 : ヘイ、トシ(再び)(横道誠)
  10. 第10回 : 人はなぜ何かにハマるのか?(松本俊彦)
  11. 第11回 : 紳士淑女としての”依存”のたしなみ方(横道誠)
  12. 第12回 : 大麻、少年の性被害、男らしさの病(松本俊彦)
  13. 第13回 : 自己開示への障壁と相談できない病(横道誠)
  14. 第14回 : ふつうの相談、そしてつながり、集える場所(松本俊彦)
  15. 第15回 : 依存症と共同体、仲間のネットワークへの期待(横道誠)
  16. 第16回 : つながり再考――依存症家族支援と強すぎないつながり(松本俊彦)
  17. 特別編(前編) : 『あなたも狂信する』刊行記念! 往復書簡特別編(前編)を公開
  18. 特別編(後編) : 『あなたも狂信する』刊行記念! 往復書簡特別編(後編)を公開
  19. 第17回 : 依存症を引き起こすのは、トラウマ?ADHD?それとも?(横道誠)
  20. 第18回 : アディクションと死を見つめて(松本俊彦)
  21. 連載「酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡」記事一覧
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