9月14日と15日に行われた『氣志團万博』に、アイドルグループ「私立恵比寿中学」が出演した。現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.109では、氣志團万博出演を控えたエビ中のメンバーと、氣志團を率いる綾小路翔の対談を掲載。「いつも、一方的に応援させてもらってます」と、エビ中への愛を語る綾小路は、エビ中をこう評している。
「僕、CSで自分の番組やってまして、そこに結構いろんなアイドルの方々に来て頂いているんですけれど。みんなね、たくましい若者達ばかりで、みんないろんなところに特化していってて。中には、『どうなっちゃうの? そんなコンセプト先に与えちゃったらまずいんじゃないの?』とか、『それってアイドルなの?』とか、これからどうなっちゃうんだろうって人達もいっぱいいる中で、エビ中はちょっと……違うんですよね。とにかくウチは踊れるんだとか、とにかくウチは歌で勝負するんだとかさ、いろんなグループがいる中で、ヌルさを楽しむみたいなところにいるというか」
対談では、「永遠の中学生」(エビ中)と「永遠の16歳」(氣志團)が“永遠つながり”という話題で盛り上がった綾小路とエビ中メンバー。「私たちをプロデュースしてもらえませんか?」というエビ中のお願いは、「僕は仕事で関わる女性にすぐちょっかい出すタイプでね。絶対にやめたほうがいいよ(笑)」と、やんわりと断った綾小路だったが、「芸能界での長生きの秘訣は?」という質問に、綾小路はこう答えている。
「やっぱりちゃんとビジョンを持ってる人は残ってるよね。何があっても。すごい才能があっても、ビジョンがない人たちは、どうしてもその世界にいると途中で何かを見失っちゃうんでしょうね。(中略)やっぱりさ、芸能人も人間だから、絶対ぶれるんだよ。『ぶれない』とか言ってる人がいたら、そっちの方が危ないと思っておいたほうがいいね。『あの人ぶれないよね』って言われるぶんにはいいけど、『自分はぶれないんで』って言ってる人は、だいたい危ないから」
思わず「すいませんね、話しが長くて(笑)」と語るほど、真摯にアドバイスを送った綾小路。この回答には、「すごく勉強になりました!」(安本彩花)、「感動しちゃったね」(星名美怜)と、エビ中のメンバーたちもすっかり感心したようだった。
◆『クイック・ジャパン』vol.109(2013年8月12日発売/太田出版)
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