生たまごをカーペットにポトリ ベストな掃除方法はぞうきん? 塩?

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食べて美味しいたまごですが、床やカーペットに落としてしまった場合、ネバネバした液体だけに掃除はとても厄介なもの。これを綺麗に拭き取る方法はあるのでしょうか? 色々な方法を実験してみました。

まずは普通にぞうきんで拭き取る方法から。カーペットにたまごを落としてみると、みるみるうちにたまごの白身がカーペットに吸い込まれていきます。これは拭き取るスピードが重要になってきそう。ぞうきんを取り出し、包み込むように拭き取ってみると、まっさきに黄身が潰れてカーペットに拡散し、黄色いシミがカーペットに広がっていきます。これはどうやら、いかに黄身を潰さずに拭き取るかがコツのようです。

次に試した方法は、塩をかけるというもの。たまごが固まって除去しやすいのでは、というのが狙いです。これなら黄身が拡散することはないはず。ということで塩を大量に振り掛けてみました。ところが、固めるために混ぜると黄身と白身が拡散。おまけに塩までぶちまけているため、余計に汚れが増えました・・・。これはもう専門家に聞くしかない! ということで、ダスキンの広報担当の方に連絡してみたところ、以下のような回答を頂きました。

「たまごをカーペットに落としてしまったら、まずは乾いた布などで、汚れの元となる卵黄と卵白の大部分を取り除きます。カーペットに残った汚れは、カーペット用や衣類用の中性洗剤を希釈倍率にうすめた液をぞうきんに含ませて固く絞り、ぞうきんに汚れを移すようにやさしく叩く感じで拭いて下さい。力を入れないように注意し、パイルの奥まで繰り返し拭くのがコツです。

その後、水に浸し固く絞ったぞうきんで、汚れや洗剤分を拭き取ります。最後に、乾いたぞうきんで乾拭きをして、ヘアーブラシでブラッシングしてパイルをふわりと仕上げます」

黄身の汚れはある程度覚悟して、叩いて汚れを取るのがポイントのよう。これで安心してたまご料理が食べられますね。

◆ケトル VOL.15(2013年10月15日発売)

【関連リンク】
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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