スペインリアリズムの今を紹介 日西交流400周年事業「驚くべきリアル」展

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2月15日(土)より、東京・木場の東京都現代美術館にて、スペイン語圏のアーティストの作品を紹介する展覧会『驚くべきリアル』展が開催される。

1613年(慶長18年)、仙台藩主・伊達政宗公の命を受け、慶長遣欧使節団がヨーロッパへ渡った。それから400周年にあたる2013年6月から2014年7月にかけ、日本とスペインの両国は「日本スペイン交流400周年事業」を開催している。同展はその一環として、スペインの90年代以降の作品にフォーカスしたカスティーリャ・イ・レオン現代美術館(MUSAC)のコレクションを紹介する展覧会。ラテンアメリカを含むスペイン語圏のアーティストの作品が紹介される。

スペインには、ベラスケスやゴヤなど、リアリズムの系譜があり、対象を精密に再現する「リアルに対する執着」に特徴がある。会場には27作家によるおよそ50作品が登場。ビデオ、空間インスタレーション、絵画、彫刻など、多様な表現で彩られた「驚くべきリアル」が展示される。

『驚くべきリアル』展は、2014年2月15日(土)~5月11日(日)まで、東京都現代美術館(江東区三好4-1-1 東京メトロ「清澄白河駅」徒歩9分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は月曜(5月5日は開館)、5月7日(水)。観覧料は一般1100円。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。