アイドリング!!!遠藤舞 「グループの新陳代謝」を考え卒業決意

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2006年から「アイドリング!!!3号」として活動し、09年からはグループのリーダーとして活動してきた遠藤舞が、2月14日をもってグループを卒業する。グループの結成当初から中心メンバーとして活躍してきた彼女だが、メンバーにはどのタイミングで卒業を伝えたのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.111で、遠藤はこう語っている。

「ライブ(昨年12月8日に行われたアイドリング13thライブ)の1か月前に。何人かのメンバーには少し話していたのですが、全員に伝えたのはその時が初めてで。みんな、最近の私からそういう空気を薄々感じてはいたと思うんですけど、でも橋本楓ちゃんがすごく泣いて放心状態になってくれたりして、ちょっと抱きしめたくなっちゃいましたね。それはやめましたけど」

7年間も一緒にやってきたからこそ、逆に一期生には先に伝えられなかったという遠藤。一期生と卒業の話が出た時には、結果的にウソをつくような形になったこともあったそうだが、具体的にはいつ頃から卒業を考えるようになったのか?

「実は、けっこう前から考えてはいたのですが、具体的なタイミングが決まったのは今年(=2013年)の2月くらいですね。いま、アイドリング!!!には新メンバーがどんどん入ってきてはいるんですけど、これだけ人数がいると上が抜けないことには、グイグイ行けない子たちは前に出られないと思いますし。正直、グループとして新陳代謝が上手くいってないのではないかっていうのを肌で感じていて」

そんな彼女は、卒業が決まったことにより、「何をやっても感慨深く」「ひとつひとつのことに、さらに大事に取り組むように」なったのだとか。卒業後については、「作詞にも挑戦してみたり……、素の“遠藤舞”を音楽で表現していきます(笑)」と、意欲を述べている。

◆『クイック・ジャパン』vol.111(2013年12月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.111

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。