4月12日(土)より、神奈川県横浜市の「そごう美術館」にて、世界中で愛されている絵本「きかんしゃトーマス」の絵本原画などを紹介する展覧会『絵本原画展 きかんしゃトーマスとなかまたち』が開催される。
「きかんしゃトーマス」は1943年、イギリスの牧師・ウィルバート・オードリーが、はしかで寝込んでいる息子を元気づけるために創り出した物語。人間のように感情を持った機関車たちが織りなす「きかんしゃトーマス」は、45年にイギリスで『The Three Railway Engines』という題名の絵本で出版され、以後『The Railway Series』として大人気に。73年には日本語版も登場した「きかんしゃトーマス」は、84年にイギリスでTVシリーズ化され、90年には日本でも放送が始まった。
同展では、ウィルバートが手掛けた「汽車のえほん」シリーズのうち、3組4名の画家(レジナルド・ダルビー、ジョン・T・ケニー、ガンバー&ピーター・エドワーズ夫妻)が描いた絵本原画や、息子のクリストファーが受け継いだ日本未出版の「汽車のえほん」シリーズを含めた約340点の絵本原画を紹介。さらにウィルバートの直筆資料、TVシリーズの撮影で使用された機関車車両、トーマスシリーズのプラレール&木製レールジオラマ、小学生以下を対象としたぬりえ付きワークシートなど、きかんしゃトーマスの世界を堪能できる展示内容となっている。
『絵本原画展 きかんしゃトーマスとなかまたち』は、2014年4月12日(土)~5月18日(日)まで、そごう美術館(横浜市西区高島2-18-1 JRその他「横浜駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~20:00。入館料は大人800円。
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