4月15日に日本武道館で行われたライブをもって、瑞季、杏野なつ、鈴木裕乃の3人がアイドルグループ「私立恵比寿中学」から“転校”した。グループ結成当初から活動してきた彼女たちは、なぜグループからの離脱を決めたのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.113で、今回転校したメンバーの1人・瑞季はこう語っている。
「転校を考え始めたのは、2013年7月の頭くらいからですかね。もう高校2年生なので学校でも進路のことを本格的に考えることが多くなったりして、そのときはただ1人で考えていただけだったんです。ちょうど8月の頭に1人1人、校長先生(マネージャー)とお話する機会をいただいたんです。そこでこれからのエビ中の進む道とか、事務所としての方針を聞いて。
たぶん校長先生も察してくれたんでしょうね。『どう思う?』って聞かれたから、『正直ちょっと悩んでいます』って答えたら、『じゃあ時間をあげるから、またもう1回話す機会を作るから』って言われて」
校長先生からは、「これからはグループとしての活動を主にやっていく」と告げられた瑞季。女優という目標を持つ瑞季は、「グループの活動に絞られていくと(女優は)難しいかな」と思い、それが今回の決断に繋がったわけだが、転校を決断するのは簡単ではなかったようだ。
「正直、決心する不安はありました。そこで次の面接までの期間で、親とか私の担当マネージャーさんとかと話したりして。ここで転校という決断をするのは大人の人たちからしたらすごい迷惑だろうし、どうなっちゃうのかなって思ったんですよ。それはちょっと覚悟して言ったほうがいいんじゃないかって親にも言われました。だからちゃんと自分の気持ちと向き合って、決心しました」
そんな彼女は今、4年制の大学行くという目標があり、行きたい学部や学科も決まっているという。将来の夢はあくまでも女優だが、まずは受験に受かることが目標で、「勉強はしておいて損はないと思うし、生きていく上で自分のためになればと思っているので、大学に行きます」と述べている。
◆『クイック・ジャパン』vol.113(2014年4月12日発売/太田出版)
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