障害者たちのアート展 『ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014』

カルチャー
スポンサーリンク

8月1日(金)より、横浜・みなとみらいの「象の鼻テラス」にて、障害者と多様な分野のプロフェッショナルによる現代アートの国際展『ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014』が開催される。

この展覧会は、障害者と多様な分野のプロフェッショナルが、時間をかけて実験と挑戦を繰り返すことでしか生み出すことのできない新しい表現を紹介するもの。「パラトリエンナーレ」とは、「パラ=もう1つの(Parallel))と、「トリエンナーレ=3年に一度開かれる美術展」を掛けあわせたもので、人々の出会いと協働の機会の創出や、誰もが居場所と役割を実感する地域社会の実現を目標としている。

第1回目の開催となる今回は、「First Contact -はじめてに出会える場所-」がテーマとなっており、障害者施設の人々の豊かな感性によって生み出された刺繍、振動や超低周波などを使用した作品と聴覚障害者ダンスチーム「SOUL FAMILY」との共同作品、自閉症者へのヒアリングの記録や自閉症者の参考作品などを展示。案内業務や制作補助といったフェスティバル運営にも障害のある人が携わり、「障害」とは何かを根底から問い、「障害者」というコトバがなくなる社会を目指している。

『ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014』は2014年8月1日(金)~11月3日(月・祝)まで象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1丁目 みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩3分)にて開催(コア期間:8月1日~9月7日)。会期中無休。開館時間は10:00~18:00。入場無料。

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014

【関連記事】
食べ物の「3秒ルール」は米にも存在 ただしアメリカ流は「5秒」
九州生まれの調味料「ゆず胡椒」にイスラム世界進出の可能性
餃子の王将全店で1日に消費されるラー油の量は?
温泉宿の朝食の定番「温泉たまご」を食べるのは日本だけ?

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。