今年結成6年目を迎えたももいろクローバーZで、結成時からグループにいるのが百田夏菜子、高城れに、玉井詩織の3人。最年長メンバーとしてグループをまとめる高城は、6年以上も見守り続けてきた年下の玉井の姿をどのように見ているのだろう? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.114で、高城はこのように語っている。
「たぶん、人からどう思われているのかっていうのを、一番気にする人だよね、実は。すぐに照れるのも、そういうことが関係しているんじゃないかな? 私から見たら、もっと自分のことを好きになればいいのにって思う」
これは、自分が好きではないという意味ではなく、「自分が悪いと思っている部分を受け入れてもいいと思う」と語る高城。その内容を、「うまく言葉で表せないけど、内面的なもの」語る高城は、彼女なりに玉井の内面をこう分析する。
「一番悩むポジションだと思うんですよ。あーりん(佐々木彩夏)はまだ学生でしょ? 私、夏菜子ちゃん、有安(杏果)っていうのは、もう学校を卒業して、ソロの仕事なんかもさせてもらっている。すでに3人もソロで動ける人がいて、そこに後から入っていってどうなるんだろうって。私が玉井さんの立場だったら、そこの部分で悩むと思う。ただ悩む時期があってもいいと思うし、今はとことん悩んでほしい。『自分のことがわからない』って時期は誰にでもあるし、みんながみんな、わかるわけじゃないから、それが普通だよって」
かつては高城にもそんな時期があったが、高城は「いつの間にか」そんな状態から抜け出すことができたのだとか。ただし、“悩める子羊”状態の玉井は、高城によれば、「一番分け隔てなく人と接する」そうで、「いい意味で単純なんだと思う。説明が難しいけど、人間らしいかなって」と、玉井について分析している。
◆『クイック・ジャパン』vol.114(2014年6月12日発売/太田出版)
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