10月17日(金)より、東京・丸の内の「三菱一号館美術館」にて、『落穂拾い』『種をまく人』などで知られるフランスの画家・ジャン・フランソワ・ミレーの生誕200年を記念する展覧会『ボストン美術館 ミレー展 傑作の数々と画家の真実』が開催される。
1814年にフランス・ノルマンディ地方で生まれミレーは、19歳で画家の勉強を始め、30代半ばにパリ郊外の農村・バルビゾンに移住。豊かな自然に囲まれた農村の風景や、その地で働く農民たちの姿を捉えた作品を数多く残し、コロー、テオドール・ルソー、ディアズらとともに「バルビゾン派」を形成した。
同展はミレーの生誕200年を記念し、母国フランスをも凌ぐほどのミレー・コレクションを誇る米・ボストン美術館から選りすぐりの作品25点をピックアップ。「ボストン美術館3大ミレー」と呼ばれる『種をまく人』『刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)』『羊飼いの娘』のほか、ミレーとともにバルビゾン村で活動したバルビゾン派の画家の作品や、ミレーに影響を受けたクロード・モネらフランス画家の作品など、合計64点が展示される。
『ボストン美術館 ミレー展』は、2014年10月17日(金)~2015年1月12日(月・祝)まで、三菱一号館美術館(千代田区丸の内2-6-2 東京メトロ「二重橋駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで。祝日と1月2日を除く)。休館日は月曜(祝日の場合は開館)、12月27日~1月1日。チケットは当日一般1600円。
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