「縁起」をテーマにした展覧会 倉本美津留や高橋理子が参加

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1月10日より、東京スカイツリーにほど近い、アーティスト・高橋理子のスタジオ (東京都墨田区)にて、“日本の縁起物で世界の縁起をよくするプロジェクト”「縁起門」の初展覧会『縁 –A Sign of Luck-』が開催される。

この展覧会は、日本の価値ある技術、製品、デザインなどを“縁起”という切り口で再発見し、発信していく「縁起門」のプロジェクトのスタートを記念して行われるもの。昨年、AppleのMac30周年記念ムービーに出演して話題になったアーティスト・高橋理子と、ダウンタウンとともにバラエティ番組をつくってきた人気構成作家・倉本美津留が手がけた”縁起”にちなんだ作品や、縁起門が全国から収集した縁起にまつわるプロダクトの展示・販売が行われる。

展覧会のメインとなるのは、転ばない達磨である「縁起達磨」。これは、香川県琴平町の伝統工芸品である讃岐一刀彫で彫られた、転ばないように足をくずした「ヘタリ達磨」を基礎に、福島・会津地方の会津塗りを施したもので、高橋理子と縁起門によって共同企画された。

また、漢字表記を持たない人名や社名などに倉本が縁起の良い意味を持つ漢字を当てる縁起門のオリジナルサービス「エンギナ」も初お披露目。会場では、エンギナ誕生のきっかけとなったアート作品として、海外の著名人や企業名にそのパーソナリティーにそった漢字を当てた書道作品が展示される。

『縁 –A Sign of Luck-』は、2015年1月10日(土)~1月31日(土)まで、高橋理子押上スタジオ(東京都墨田区業平4-11-2)にて開催。開場時間は月・火・水が14:00~19:00、金・土・祝日が11:00~20:00。休廊日は木曜日・日曜日(1月12日はオープン)。入場料は無料。(文中敬称略)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。