3月10日(火)より、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館にて、ジュラ紀から現代までの“ニセモノ”を紹介する『大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-』が開催される。
この展覧会は、古今東西のあらゆるジャンルのニセモノを集め、それらがいかに独自の歴史や文化的な創造性を広げ、私たちの暮らしの中でどのような役割を果たしてきたのかを紹介するもの。例えば、博物館で作られる研究目的の「ニセモノ」は、「ホンモノ」よりもむしろ研究価値が高い場合さえあり、ニセモノが担ってきた意味や、ニセモノとホンモノの関係を問う展覧会となっている。
会場には、偽造した発掘現場を撮影し、それを客に見せることによって信用させて売りつけた「安南陶器ニセモノ事件」の安南陶器、縄文人が粘土や石で作って身につけた貝のイミテーション、幕末から明治にかけて欧米に輸出された人魚のミイラなど、貴重な珍品が登場。このほか、文書、版画、焼き物、化石など、およそ300点におよぶニセモノとホンモノが展示される。
『大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-』は2015年3月10日(火)~5月6日(水)まで、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市城内町117 「京成佐倉駅」徒歩15分)にて開催。開館時間は9:30~17:00。休館日は月曜日(休日の場合翌日が休館日)。料金は一般830円。
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