2015年に入って最も知名度を上げた女性芸能人といえば、広瀬すずをおいて他にいないだろう。正月開催の高校サッカー選手権では第10代目応援マネージャーに就任し、JR東日本の「JR SKISKI」のポスターにも登場。さらに『学校のカイダン』(日本テレビ)では主演を務めた彼女だが、主役に抜擢されたことに戸惑いはなかったのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.118で、広瀬はこのように語っている。
「特にお芝居は嫌いでした。自分が違う人間を演じる意味が分からなかったんです。『学校のカイダン』の第1話で、須賀健太くんと何回か同じシーンをやったとき、須賀くんのお芝居が毎回違うんです。『なんでこんないろいろなやり方ができるんだろう!?』って驚いたし、相手のお芝居が変わると自分の気持ちや反応も変わってくるのが楽しくて。みんなのお芝居を見ると、『私もがんばろう』ってやる気が湧いてくるんです」
2012年にモデルとしてデビューし、翌年からは女優活動も並行して行っている広瀬。ドラマの後は、綾瀬はるか主演の映画『海街diary』(6月13日公開)への出演も決まっている彼女だが、まだまだモデル業に関しても前向きだ。
「『Seventeen』で単独表紙をやらせていただいたんですけど、過去にこんなにも背が小さいモデルはいなかったと思うんです。せめて服だけでもおしゃれに着こなせるようになって、憧れられるようになりたいなって……」
「もう背も伸びなくなっちゃったし、専属モデルを卒業するときもくるので」と、語る広瀬。まさに“順風満帆”という言葉がピッタリな彼女だが、ある悩みがあるそうだ。
「人見知りなんです。心は開いているんですけど、自分から会話をするのが苦手なので、グイグイ来てもらえるとすごく嬉しい。(『学校のカイダン』で共演した)神木隆之介さんなんてクールそうだから絶対に話せないと思っていたら、全然そんなことなかったです」
現場では、彼女が差し入れの甘いものを食べていると、神木が「また食べてる(笑)」とイジるような光景が見られたそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.118(2015年2月13日発売/太田出版)
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・『クイック・ジャパン』vol.118
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