早見あかり 今の目標は「とにかく寝坊せずに現場に行くこと」

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女優の早見あかりの初の写真集『Twenteen』が3月に発売された。NHKの連続テレビ小説『マッサン』に主人公の妹役として出演し、知名度も飛躍的にアップした早見が、ももいろクローバーを脱退したのは2011年のこと。強い意志を持って女優の道を選んだ彼女だが、20歳を迎えるにあたり、かなり心境の変化があったようだ。現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.119で、早見はこのように語っている。

「あの頃(2年前のインタビュー時)のほうが今よりずっと『ちゃんとやらなきゃ』って思っていました。今のほうが適当です。今は『とにかく寝坊せずに現場に行くこと』が目標(笑)。だって適当じゃなきゃやってらんない。気を張ってばかりいたら潰れちゃうなって分かったんです」

かつては「自分をどんどん追い込んで、常に負荷をかけてやっていかなきゃいけない」と語っていたものの、今では「そんなことやってたら死んじゃいます(笑)」と、それを一笑に付す早見。周りの人間も、その変化には驚かされているようだ。

「だから最近『本当に抜けてるよね』って言われるのかな。『早生まれなのにしっかりしてるね』って幼稚園の頃からずっと言われていて。うちはお母さんが抜けキャラだから、お母さんのためにも私がしっかりしなきゃいけないって気張ってきたんですね。でもここのところ、周りの友達も年上の人が多くなって、別に私がしっかりしてなくてもいいや、楽しくケラケラしてたほうがいいかな、って感じ始めて。自分変わったなってすごく思います」

このような状況を「楽、楽です。小さい頃から力んで力んで生きてきたんだなって思います」と、冷静に自己分析する彼女。プライベートでは、半年ほど前から一人暮らしを始めたが、その結果「生活するのってこんなに大変なんだ」と気づき、「心から素直に『お母さん好き』って言えるようになった」そうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.119(2015年4月10日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.119

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。