7月11日(土)より、神奈川県平塚市の「平塚市美術館」にて、不二家のキャラクター「ペコちゃん」の展覧会『ペコちゃん展』が開催される。
子牛の愛称「べこ」を西洋風にアレンジして名付けられたペコちゃんは、1950年に不二家の店頭人形としてデビューした。1958年にキャンペーンで年齢が「6歳」と定められたペコちゃんは、ほっぺに出している舌がチャームポイントの「お菓子が大好きな女の子」。ちなみに“舌の向き”はポーズによって違い、店頭のペコちゃん人形は、すべて右のほっぺ側(向かって左側)となっている。
同展は、日本企業の代表的キャラクターであり、店頭人形、卓上人形のほか、書籍、マッチラベル、テレホンカード、新聞広告、文具など、様々な場で活躍してきたペコちゃんを「ペコちゃんと昭和」「生活のなかのペコちゃん」というテーマで回顧。さらに、ペコちゃんにインスパイアされた現代アーティスト17人が制作した作品が展示される。
『ペコちゃん展』は2015年7月11日(土)~9月13日(日)まで、平塚市美術館(平塚市西八幡1-3-3 JR「平塚駅」徒歩20分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(7月18日~8月30日は18:00)。休館日は月曜(ただし7月20日は開館)、7月21日。観覧料金は一般800円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。