11月8日(日))より、東京・木場の東京都現代美術館にて、オノ・ヨーコの創作活動を紹介する展覧会『オノ・ヨーコ 私の窓から』が開催される。
オノ・ヨーコは1933年に東京で生まれ、1950年代よりアーティストとして活動。世界を股にかけ、コンセプチュアルなアートの先駆者として、前衛的な作品を数多く発表する一方、プライベートではビートルズのジョン・レノンと結婚し、当時激化していたベトナム戦争に反対する「WAR IS OVER!」などのキャンペーンをジョンとともに行った。
会場では、アーティストとして活動するまでのオノを育んだものや初期の活動、コンセプチュアル・アート史に残る『グレープフルーツ』の膨大なタイプ原稿や手書きの指示絵画のほか、60年にもわたるオノの独創的な創作活動を紹介。これまで主に戦後アメリカの美術の中で語られてきたオノの活動を、彼女が生まれ育った東京という都市の文脈で再考する。
『オノ・ヨーコ 私の窓から』は、2015年11月8日(日)~2016年2月14日(日)まで、東京都現代美術館(江東区三好4-1-1 東京メトロ「清澄白河駅」徒歩9分)にて開催。開館時間は10:00~18:00、休館日は月曜(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日~1月1日、1月12日。観覧料は一般1200円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。