12月12日(土)より、東京・六本木の国立新美術館にて、文化庁の支援で海外に派遣された芸術家の作品を紹介する展覧会『18th DOMANI・明日展』が開催される。
文化庁は、世界に羽ばたく新進芸術家の人材育成を目指し、1967年以来、若手芸術家を海外に派遣する新進芸術家海外研修制度を実施している。その対象は美術、音楽、舞踊、演劇、映画、舞台美術等、メディア芸術など多岐にわたっており、期間は最長3年。これまで森下洋子(舞踏)、野田秀樹、鴻上尚史、野村萬斎(演劇)、諏訪内晶子(音楽)、崔洋一(映画)ほか、およそ3200名がこの制度により海外に派遣された。
18回目の開催となる今回は、「表現と素材 物質と行為と情報の交差」というテーマを設け、絵画、彫刻、版画、染織、モザイク、アニメーション、映像、インスタレーションなど、幅広いジャンルの作品を展示。テクノロジーの発達や高度な情報化により表現形態が多様化するなか、自らの表現に適した素材を選んで創作するアーティストたちの作品を紹介する。
『18th DOMANI・明日展』は、2015年12月12日(土)~2016年1月24日(日)まで、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂駅」直結)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜日は20:00まで)。休館日は火曜日、12月22日(火)~1月5日(火)。観覧料は一般 1000円。
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