オリヴェイラ監督101歳時の作品『アンジェリカの微笑み』 トーク・イベント開催

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12月11日(金)、東京・渋谷の「Bunkamuraル・シネマ」にて、今年4月に106歳で亡くなった世界最高齢映画監督・マノエル・ド・オリヴェイラ氏の没後初となる誕生日を祝したトーク・イベントの開催が決定。落語家の立川志らくが、現在公開中の『アンジェリカの微笑み』の魅力を語る。

オリヴェイラ監督は1908年に生まれ、サイレント映画時代から監督として活躍。80歳を超えてからも精力的に映画を撮り続けた彼の作品には、カトリーヌ・ドヌーヴやジャンヌ・モローら名だたるスターたちも出演を切望した。2008年には、100歳にしてカンヌ映画祭のパルムドール名誉賞を受賞し、臨席したクリント・イーストウッドが最敬礼でこれを祝福。しかし今年4月2日、106歳で亡くなった。

現在公開中の『アンジェリカの微笑み』は、オリヴェイラ監督が101歳の時に発表した作品。絶世の美女・アンジェリカの最後の写真撮影を依頼された青年・イザク。その美しい娘にカメラを向けると、娘は突然瞼を開きイザクに微笑みかけ、イザクは恋に落ちてしまうが――。ポルトガルの至宝・オリヴェイラ監督の世にも美しい愛の幻想ストーリーとなっている。

トーク・イベントは、オリヴェイラ監督の誕生日の2015年12月11日(金)、Bunkamuraル・シネマ(渋谷区道玄坂2-24-1 JRほか「渋谷駅」徒歩7分)にて開催。12月11日(金)19:10の上映回(映画上映前予定)。対象回の入場券をお持ちの方のみ参加可能。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。