3月4日(金)より、東京・丸の内の「三菱一号館美術館」にて、顧客の注文にあわせて仕立てる高級服=オートクチュールの世界を紹介する展覧会『PARIS オートクチュール展 世界に一つだけの服』が開催される。
オートクチュールは、フランス語の「haute(オート)=高い、高級な」と「couture(クチュール)=裁縫、仕立て」を掛けあわせた言葉。19世紀後半にパリで生まれたオートクチュールは、パリ・クチュール組合の厳しい承認を受けたブランドだけが名乗ることができるもので、顧客の注文に合わせたデザイナー主導で仕立てる“高級仕立服”で知られている。
同展は、オートクチュールの始まりから現在に至る歴史を概観するもの。シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、ジバンシィ、イブ・サンローラン、ジャンポール・ゴルチエ、クリスチャン・ラクロワらが生み出してきた最高の職人技を、ドレス、小物、デザイン画、写真など130点からたどる。
『PARIS オートクチュール展 世界に一つだけの服』は、2016年3月4日(金)~5月22日(日)まで、三菱一号館美術館(千代田区丸の内2-6-2 東京メトロ「二重橋駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(祝日を除く金曜、会期最終週平日は20:00まで)。休館日は月曜(祝日と5月2日、16日は開館)。チケットは当日一般1700円。
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・PARIS オートクチュール展—世界に一つだけの服
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