「恋愛というのは、必要としないときに生まれることが多い」 新社会人へ村上龍さんからの7つのメッセージ

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4月1日は新たな年度の最初の日。入社式では社長からの訓示があり、新たな門出を迎えた新社会人は先輩たちから温かく迎えられる。

そんな日にあわせてNTT都市開発が新社会人にエールを贈る、ユニークな取り組みを行っている。4月1日から期間限定で、NTT都市開発が所有する「秋葉原UDX」をはじめとする全国7大都市のビルが「新社会人おめでとうビル」に変身。また、掲出時間によってメッセージが変化するWEB広告を配信し、さらに「日本経済新聞」朝刊にも、村上龍さんからの言葉が掲載された。

村上龍さんは、「仕事」「夢」「失敗」「お酒」「上司」「恋愛」「趣味」について7つの“本音”を披露。たとえば、「恋愛」については次のような氏の知見を読むことができる。

≪「恋愛」≫
不思議なもので、恋愛というのは、それを必要としないときに生まれることが多いんですね。どういうことかというと、「恋愛したい、したい、したい」という雰囲気の人は、もてないということです。異性を惹きつけるのは、「恋愛なんかしている時間的余裕がない」というオーラを発している人です。そういう人は輝いているので、男性からも、女性からも、もてます。とくに今は、ガツガツしている人は、一般的に人気がないようです。社内で好きな人ができたらどうするか。しばらくは、そっと眺めるだけにしてはどうでしょうか。

“恋愛というのは、それを必要としないときに生まれることが多い”という村上氏の経験(?)からつむぎだされた言葉には大変含蓄があり、興味深い。

他の6つのメッセージについては、スペシャルサイト「新社会人のみなさんへ 村上龍」で確認することができる。

「新社会人のみなさんへ 村上龍」
期間:2016年4月1日(金)から1カ月間
URL:http://www.nttud.co.jp/omedeto/

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。