4月12日(火)より、東京・日本橋の「三井記念美術館」にて、美食の道を究めたことで知られる北大路魯山人の特別展『北大路魯山人の美 和食の天才』が開催される。
この展覧会は、2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念して行われるもの。北大路魯山人(1883~1959)は、書家・篆刻家・陶芸家として活躍する一方、美食家としても知られ、古陶磁器に料理を盛りつけて振る舞う「美食倶楽部」、会員制の高級料亭「星岡茶寮」などを手がけた。
会場には、魯山人が熱心に集めた中国・明時代や桃山・江戸時代の古陶にならって制作した作品、「器は料理の着物」という言葉を体現した器など、器と料理の関係を熟知した魯山人の作品の中から厳選した名品が登場。さらに京都の3つの名料亭(瓢亭、菊乃井、京都吉兆)の協力を得て写真家が撮り下ろした映像・写真による空間演出や、食事をバーチャルに体験できるインスタレーションなど、和食の魅力を堪能できる展示内容となっている。
『北大路魯山人の美 和食の天才』は、2016年4月12日(火)~ 6月26日(日)まで、三井記念美術館(東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 東京メトロ「三越前駅」徒歩1分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は月曜日(ただし5月2日は開館)。観覧料は当日一般1300円。
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