なぜこんな場所に? 意外なところにある日本の花屋3選

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大切な人に思いを伝える古今東西の定番アイテムといえば「花」。感謝、愛の告白、お祝い、別れ……さまざまな場面で需要がある花ですが、中には「あれ?」と思う場所に店を構えている花屋さんもあるようです。そんなお店を3店紹介しましょう。

まずは日本の空の玄関口・羽田空港の第1旅客ターミナルB1階ターミナルロビーにあるのが「HANAZAKARI」というなんとも素敵な名前の花屋さんです。空港は出会いと別れの場所。飛行機に乗ることを考慮して、歓送迎用のミニブーケが充実しています。ここから全国へ配送できることもあり、旅行前に旅先へサプライズプレゼントをする人も多いようです。

次に紹介するのは「埠頭」。博多埠頭にある商業施設「ベイサイドプレイス博多」には、「お花の太陽」という花屋さんがあります。博多埠頭からは「マリエラ」というディナークルーズ船が出ており、そこでプロポーズするために男性が買っていくのだとか。ちなみに昨年、観光客船の発着数が日本一になり、爆買い目当ての中国・韓国人観光客で大賑わい中でもあります。

そして最後に紹介するのは、高速道路のサービスエリア。山陽自動車道にある小谷サービスエリア(広島県東広島市)には、パン屋さんの「アンデルセン」が経営する花屋さんがあります。こちらは西日本では唯一とのこと。どんな場面で花が売れるかといえば、一番は帰省シーズンに実家に帰る人たちが、お供え用に買うそうです。

◆ケトル VOL.30(2016年4月14日発売)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。