紀元前数千年の品も 東京国立博物館にて「古代ギリシャ展」

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6月21日(火)より、東京・上野の東京国立博物館にて、ギリシャが誇る古代美術の貴重な作品を展示する特別展『古代ギリシャ ―時空を超えた旅―』が開催される。

この展覧会は、古代より美術が栄え、西洋文化の源となった古代ギリシャの黎明期から最盛期に至る壮大な歴史の流れを紹介するもの。エーゲ海に浮かぶキュクラデス諸島やクレタ島、アテネ、オリンピア、マケドニアなど、ギリシャ各地に花開いた美術を、時代を追ってたどる。

会場には、ギリシャ国内の40か所以上の国立博物館から厳選した300件以上の貴重な品々が登場。新石器時代(紀元前7000年~)から始まり、初期青銅器時代(紀元前3000年~)、クレタ島に花開いた海洋文明「ミノス文明」(前3000年頃~前1100年頃)、「ミュケナイ文明」(前1600年頃~前1100年頃)、「幾何学様式~アルカイック時代」(前900年頃~前480年)、「クラシック時代」(前480年~前323年)、マケドニア王国、ヘレニズム時代まで、人類史をたどる作品群が会場を飾る。

『古代ギリシャ ―時空を超えた旅―』は、2016年6月21日(火)~9月19日(月・祝)まで、東京国立博物館 平成館(台東区上野公園13-9 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(土日祝は18:00まで。金曜および7月、8月の水曜日は20:00まで)。休館日は月曜日(7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日(火)。観覧料金は一般1600円。

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特別展 古代ギリシャ ―時空を超えた旅―

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。