10月7日(金)より、東京・上野の「上野の森美術館」にて、世界屈指のコレクションを誇るデトロイト美術館から選りすぐりの作品を紹介する『デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~』が開催される。
デトロイト美術館は1885年、自動車産業により大きく発展した工業都市・デトロイトに開館。自動車業界の有力者たちの援助を受けて、古代エジプト美術から現代美術まで6万5000点以上の名品を収集し、アメリカを代表する美術館となった。2013年7月にデトロイト市が財政破綻すると、市が所有する同館の美術品は売却の危機に晒されることに。しかし複数の財団などからの資金援助により、美術品が散逸する危機は回避された。
会場には、ゴッホの『自画像』(1887年)をはじめ、モネ、ドガ、ルノワール、ゴーギャン、セザンヌ、ピカソ、モディリアーニ、マティス、キルヒナー、カンディンスキーら、まばゆいばかりの名作全52点が登場。デトロイト美術館の多くのギャラリーで、来館者による撮影が許可されているルールにのっとり、同展では写真撮影が可能となっている(祝日を含む月曜・火曜のみ)。
『デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~』は、2016年10月7日(金)~2017年1月21日(土)まで、上野の森美術館(台東区上野公園1-2 JR「上野駅」徒歩3分)にて開催。休館日は10月21日(金)。開館時間は9:30~16:30(金曜日、10月22日は20:00まで)。入場料は当日一般1600円。
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