手塚治虫の風刺漫画や絵本画を紹介 『手塚治虫とっておきの漫画』展

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9月10日(土)から、埼玉県さいたま市のさいたま市立漫画会館にて、手塚治虫のデビュー70周年を記念する『手塚治虫とっておきの漫画』展が開催される。

この展覧会は、1946年に17歳で4コママンガ『マァチャンの日記帳』でデビューした手塚治虫のデビュー70周年を記念し、一コマ風刺漫画や絵本画など、手塚の知られざる作品を紹介するもの。『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラックジャック』など数々の名作を残し、戦後のストーリー漫画の創始者として知られる手塚は、風刺漫画や絵本画でも素晴らしい作品を残しており、同展ではそういった作品を紹介する。

会場には、ストーリー漫画とは全く異なる画風の作品、政治や社会を鋭く風刺した軽妙洒脱な筆致の作品、情感豊かに描かれた繊細なタッチの絵本画など、多くの人が思い浮かべる“手塚治虫像”を変えるような作品が多数登場。改めて手塚治虫の絵の巧みさと画風の多彩さに驚かされる作品が堪能できる。

『手塚治虫とっておきの漫画』展は、2016年9月10日(土)~11月13日(日)まで、さいたま市立漫画会館(さいたま市北区盆栽町150 東武「大宮公園駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~16:30。休館日は月曜日(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、9月23日(金)、10月11日(火)、11月4日(金)。入館料は無料。

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手塚治虫デビュー70周年記念・漫画会館開館50周年記念「手塚治虫とっておきの漫画」展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。