10月15日(土)より、京都市の京都国立博物館にて、日本史上でも屈指の人気を誇る偉人・坂本龍馬を主人公として幕末史を振り返る特別展覧会『没後150年 坂本龍馬』が開催される。
この展覧会は、日本史上でも非常に重要な意味を持ち、研究書、小説、ドラマなどでも人気の高い幕末の歴史を、坂本龍馬を主人公にして振り返るもの。坂本龍馬といえば、幕末の偉人の中でもとりわけ人気が高い人物だが、坂本が京都の近江屋で凶刃に斃れてから150年にあたる今年、改めて「龍馬が生きた幕末」をたどる。
会場には、龍馬が書いた手紙、一昨年にテレビ番組の取材中に偶然発見された直筆の書簡、愛用した刀、遺品として有名な血染の掛軸や屏風、坂本家の家紋入りの紋服、土佐でもらった小栗流の剣術免状、近江屋で使った海獣葡萄鏡など、龍馬ファンならずとも興奮を覚える貴重な品々が登場。さらに、幕末の京都を描いた瓦版、錦絵、絵巻物など、当時をたどる資料も紹介される。
『没後150年 坂本龍馬』は2016年10月15日(土)~11月27日(日)まで、京都国立博物館(京都市東山区茶屋町527 京阪「七条駅」徒歩7分)にて開催。開館時間は9:30~18:00(金・土は20:00まで)。休館日は月曜日。観覧料は一般1300円。なお同展は、この後、長崎、東京、静岡を巡回する予定となっている。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。