ドランクドラゴン塚地 「イカ大王」で経験した“超アウェーな現場”

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内村光良率いるお笑い番組『LIFE!』が、今年で4年目を迎えた。同番組でも一二を争うインパクトのキャラクターが、ドランクドラゴンの塚地武雄扮する「イカ大王」だが、プロモーション活動で全国を回るのはなかなか大変なようだ。現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.128で、塚地はこのように語っている。

「コント全然してへんのに(笑)、なんかいつのまにか営業担当みたいな立ち位置になってた。ダイオウイカから派生してイカ大王。でも最近ね、もう山ほど打ち上げられてるわけですダイオウイカ。なんなら、そんなすごいもんやっていう感覚じゃなくなってきてるじゃないですか。そんな中頑張ってると思いません? イカ大王」

最近では地方に行く際も、最少人数で回っているという語る塚地。その中には、それこそまるで『LIFE!』のコントかと思うようなシュールなシチュエーションもあったそうだ。

「スタッフ陣も上の方々も来ないですね。若手をつけさせて回ってる。修行や、行ってこい、みたいなね。それで『北の大地コンサート』みたいなすごいイベントに投げ込まれる。北島三郎さん、吉幾三さん、石川さゆりさん、そして……イカ大王。ステージ上がってる時とかもう嘘やろこれ、って(笑)。ちょっとは番組のアイコンとして認めてもらったのかな」

イカ大王では、そのほかにも、「タワレコ前で客呼び込み」「アシカショーの後の床ビショビショのところで歌う」「オールディーズのバーみたいなところに飛び入り」など、「もうアウェーもアウェー」な現場を幾度となく体験しているのだそう。塚地には、「いつまでイカ大王を引っ張るのか……」という焦りもあるそうで、新キャラの登場が楽しみな状況となっている。

◆『クイック・ジャパン』vol.128(2016年10月24日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.128

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。