世界が認めた画力を見よ ゴールドマン・コレクション「河鍋暁斎展」

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2月23日(木)より、東京・渋谷の「Bunkamuraザ・ミュージアム」にて、幕末から明治にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)のコレクションを紹介する展覧会『これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』が開催される。

1831年に現在の茨城県古河市で生まれた河鍋暁斎は、幼い頃から絵を好み、7歳で浮世絵師の歌川国芳から浮世絵を、10歳で駿河台狩野派を学習。私生活では無類の酒好きとして知られ、筆禍事件も起こしたが、浮世絵や狩野派のほか、仏画、山水画、中国画、西洋画など、あらゆる表現技巧に精通し、浮世絵、戯画、風刺画など、あらゆるジャンルの作品を残した。

同展は、世界屈指の河鍋暁斎コレクションを持つイスラエル・ゴールドマン所蔵の作品を紹介するもの。愛らしい動物の姿を描いた『象とたぬき』『蛙の学校』、ネコ・鼠・こうもりなどが綱渡りや梯子乗りといった曲芸を披露する『動物の曲芸』、『百鬼夜行図屏風』、七福神、幽霊画、達磨図、ユーモア溢れる春画など、多彩な作品が会場を埋め尽くす。

『これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』は、2017年2月23日(木)~4月16日(日)まで、Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷区道玄坂2-24-1 JRほか「渋谷駅」徒歩8分)にて開催。開館時間は10:00~19:00(金・土は21:00まで)。会期中無休。チケットは当日一般1400円。

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これぞ暁斎! 世界が認めたその画力

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。