ロシアが誇る珠玉の85点が集結 『大エルミタージュ美術館展』

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3月18日(土)より、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、エルミタージュ美術館所蔵のコレクションを紹介する『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』が開催される。

エルミタージュ美術館は、およそ200年にわたって帝政ロシアの都として栄えたサンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館。その建物は歴代の皇帝の宮殿を使用しており、1990年に世界遺産に指定されている。1764年にエカテリーナ2世がドイツから美術品を手に入れたのがコレクションの始まりで、歴代皇帝が集めた品から個人所蔵のコレクションまで、現在所蔵品はおよそ310万点。絵画作品だけでも1万7000点に及んでいる。

同展は、エルミタージュ美術館の中でもとりわけ充実しているオールドマスター(16世紀のルネサンス時代から17世紀のバロック、18世紀のロココに至る時期の巨匠)の作品を紹介するもの。会場には、エカテリーナ2世が集めたフランス・ハルスの『手袋を持つ男の肖像』をはじめ、ルーベンス、レンブラント、ブリューゲル、ティツィアーノ、クラーナハ、バトーニなど、同館の所蔵品の中核をなす油彩画85点が国別、地域別に紹介される。

『大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』は、2017年3月18日(土)~6月18日(日)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)にて開催。開館時間は10:00~20:00(火曜日は17:00まで、ただし5月2日は20:00まで)。休館日は5月15日(月)。観覧料金は当日一般1600円。なお同展はこの後、名古屋と神戸を巡回する。

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大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。