5月19日(金)より、東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」にて、池波正太郎の『鬼平犯科帳』の誕生50周年を記念する『鬼平展』が開催される。
『鬼平犯科帳』は、池波正太郎が1967年に『オール読物』で発表した歴史小説。実在の人物・長谷川平蔵をモデルとした同作は、徳川幕府が設けた特別警察「火付盗賊改方」の長官である“鬼の平蔵(=鬼平)”が悪を取り締まる物語で、中村吉縁門が鬼平を演じて人気を集めたほか、テレビ、舞台、映画など、数々のメディアで人気を博してきた。
同展は、『鬼平犯科帳』誕生50周年にあたる2017年に同作のアニメ化が実現したことを記念して行われるもの。会場には、直筆原稿や本邦初公開となる自画像スケッチなど、鬼平を生み出した池波の貴重な資料をはじめ、アニメを手がけた宮繁之監督の描き下ろし作品、長谷川平蔵の魅力を描いた原画などが登場し、鬼平が日本中から愛された理由を平蔵ゆかりの地・墨田区で知ることができる。
『鬼平展』は、2017年5月19日(金)~5月28日(日)まで、東京ソラマチ5F スペース634にて開催。開館時間は10:00~21:00(最終日のみ20:00まで)。チケットは1500円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。