9月15日(金)より、京都市中京区のアスタルテ書房にて、鳩山郁子のダークロマン「寝台鳩舎」の原画展が開催される。
〈ヴァイオレット・スプリング・シティへと向かう寝台列車。両親と旅行中の少年ダヴィーが出逢ったのは、奇妙な制服を身に着けた満身創痍の少年たちだった。息も絶え絶えな彼らから預かったのは、一本の“通信管”。この出逢いが、ダヴィーの運命を、少年たちの未来を変えていく──。〉
鳩山郁子は、1987年に「ガロ」にて「もようのある卵」でデビューし、「月にひらく襟」「スパングル」「カストラチュラ」「ミカセ」「シューメイカー」「ゆきしろ、ばらべに」「エルネストの鳩舎」といった作品を発表。「寝台鳩舎」は、2015年9月から2016年2月までウェブ連載され、2016年11月に大容量の描きおろしを加えた単行本が刊行している。
今回開催される原画展は、GALLERY-SAGAで好評を博した『寝台鳩舎』原画展が、京都アスタルテ書房に巡回、再現されるもの。会場には、「寝台鳩舎」の生原稿、web連載時の扉絵、単行本カバーなどの原画が登場。オリジナルポストカード、ミニトートバッグ、直筆イラストサイン付きの単行本などが販売される。また、会期初日には鳩山郁子のサイン会も開催される。
鳩山郁子「寝台鳩舎」原作原画展は、2017年9月15日(金)~9月19日(火)まで、アスタルテ書房(京都市中京区御幸町三条上ル丸屋町331 ジュエリーハイツ202)にて開催。開場時間は14:30~19:30。
【関連リンク】
・鳩山郁子著『寝台鳩舎』原稿原画展 at アスタルテ書房/企画案内・販売目録
・「寝台鳩舎」単行本情報 – 太田出版
・「寝台鳩舎」作品紹介ページ – Ohta Web Comic
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