1月6日(土)より、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて、稀代のコレクターにして、偉大なる芸術の庇護者だった神聖ローマ帝国皇帝・ルドルフ2世が愛した芸術家の作品を紹介する展覧会『神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展』が開催される。
ルドルフ2世(1555~1612)は、中世ヨーロッパで広大な領土を誇った神聖ローマ帝国皇帝として君臨。名門ハプスブルク家に生まれたルドルフ2世は、美術作品の収集に努めるとともに、芸術家、天文学者、科学者、錬金術師などの創作活動や研究の庇護者となり、独特の芸術文化が花開いた。
会場には、アルチンボルド、スプランガー、ファン・ラーフェステインら、ルドルフ2世が愛した芸術家たちの作品、お抱えの天文学者が使った天文観測機器や天文学・錬金術に関する資料などが登場。当時の最先端の科学機器、珍奇な鉱物、新たに発見された動植物などが所狭しと集められ、「驚異の部屋」と呼ばれたルドルフ2世の世界観が再現される。
『神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展』は、2018年1月6日(土)~3月11日(日)まで、Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷区道玄坂2-24-1 JRほか「渋谷駅」徒歩7分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金・土は21:00まで)。休館日は1月16日、2月13日。入館料は一般1600円。
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