今年2月に公開された白石和彌監督の最新映画『サニー/32』で主演を務めたNGT48の北原里英が、4月14日のコンサートでグループを卒業した。2007年にAKB48に加入し、10年以上もアイドルとして活動してきた彼女だが、女優を目指すきっかけは何だったのだろうか? 2018年2月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.136で、北原はこう語っている。
「小学校高学年くらいから友達と再現ドラマをして、クラスメイトに見せるのが好きで。学校の玄関や昇降口で演じていました。日々の生活に不自由なく育ってきたからこそ、ずっと非日常を求めているのかもしれないですね。明確なきっかけはないのですが、表現する仕事についたら幸せそうだなって思って、本気で目指しはじめました」
長年在籍したアイドルグループを離れ、女優として歩き始める北原。『サニー/32』では、NGT48の地元・新潟でもロケが行われたそうだ。
「新潟にはすごく感謝していますし、大好きな場所なので少しでも恩返しになったらいいなと思います。実はNGT48に入る前から映画の話は決まっていて、撮影場所は未定。NGT48への移籍や、監督も助監督時代に新潟に来ていて思い入れがある場所だったことと、いろんな偶然が重なり運命的に新潟ロケになりました。新潟ロケは大雪や強風で体力的に過酷でしたが、頑張って良かったなと思います」
北原は一番好きな映画が白石監督の『凶悪』だそうで、同監督の作品への出演は、女優として最高のスタート。これまではNGT48のキャプテンとしてグループを引っ張ってきた彼女だが、この映画を名刺代わりに、女優として活躍の場を広げていきそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.136(2018年2月24日発売/太田出版)
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