6月4日(月)、東京・下北沢の書店「B&B」にて、評論家の常見陽平氏とライターの西谷格氏が、日本と中国の働き方について語るトークイベント『日本人と中国人の働き方徹底比較。おかしいのは日本人のほうだった!? 「ルポ 中国「潜入バイト」日記」(小学館)刊行記念』が開催される。
このイベントは、日本人の働き方を研究し、『社畜上等!』『なぜ残業はなくならないのか』などの著作がある常見氏と、中国人の働く現場に潜入労働した『中国「潜入バイト」日記』の著者であるライターの西谷氏が、日中の働き方の差について語るものだ。
日本では長らく、「社畜」「ブラック企業」「サービス残業」などが問題視されており、今国会では働き方法案を巡って与野党間で激しい議論が交わされているが、中国にはそういった労働問題は一切存在しない。中国では、反日ドラマの現場やパクリ遊園地に日本人がいきなり入ってきても誰も気にしないし、ある日突然辞めても誰も気にしない。日本と違って、中国人には会社という組織に縛られる意識が全くないのだ。
日本人から見ると「中国人は不真面目」と見えるかもしれないが、むしろ会社に忠誠を尽くす日本人のほうが、世界的に特殊なのではないか? 「中国人の働き方を見ていくと、日本の働き方改革のヒントが見えてくるかも!?」という視点から、常見氏と西谷氏が両国の働き方を語り尽くす。
トークイベント『日本人と中国人の働き方徹底比較。おかしいのは日本人のほうだった!? 「ルポ 中国「潜入バイト」日記」(小学館)刊行記念』は2018年6月4日(月)、B&B(世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F)にて開催。開場19:30、イベントは20:00~22:00。入場料は前売1500円+1ドリンク、当日2000円+1ドリンク。
常見氏は一橋大学商学部を卒業後、リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、フリーランス活動を経て2015年より千葉商科大学国際教養学部専任講師。大学生の就職活動、労使関係、労働問題を中心に、執筆・講演など幅広く活動している。一方の西谷氏は、早稲田大学社会科学部を卒業後、地方新聞の記者を経て、フリーランスとして活動。2009年に上海に移住し、2015年まで現地から中国の現状をレポートした。
【関連リンク】
・常見陽平×西谷格『日本人と中国人の働き方徹底比較。おかしいのは日本人のほうだった!? 「ルポ 中国「潜入バイト」日記」(小学館)刊行記念』
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