女優・田中真琴 「人生に大切なことはサッカーから教わった」

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ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)で連ドラ初出演を果たし、ミュージックビデオ、舞台、雑誌など多方面で活動する田中真琴は、ジュビロ磐田の試合や練習場にまで足を運ぶ生粋のサッカーファンだ。小学生の頃は、クラスメイトを呼び出しては、選手のプロフィール写真を見せていたという彼女は、なぜサッカーファンになったのか? 2018年6月15日発売の『クイック・ジャパン』vol.138で、田中はこう語っている。

「もともとはお母さんがジュビロのサポーターで。小さいときから手を引かれて、スタジアムへ行ってました。幼少期のアルバムを見るとユニフォームを着ている私の写真が何枚もあったり、選手が点を決めたとき、ひとりで応援席の前で踊ってる映像があるくらい、サッカーはずっと身近な存在でした」

大人になってもサッカー熱が冷めることはなく、試合を見たくてスタジアムでビールの売り子をしたり、家族と鹿児島までキャンプを見に行ったこともあるという田中。そこまで熱心に応援し続けるのは、「人生に大事なことはサッカーから教わったから」だそうだ。

「試合を観に行ったとき、足の怪我でボロボロの状態なのに、それでもボールを追いかける中山(雅史)選手の姿に感銘を受けたんです。好きなことに対して、一生懸命に取り組む姿勢を観ていると勇気づけられる。選手は私の心の支えです」

そんな彼女はドラマや舞台に出演し、今や、“応援する側”から“見られる側”に変わった。今も多忙なスケジュールの合間をぬってスタジアムへと足を運ぶ田中は、今後について「選手の姿に励まされながら、私はお芝居と向き合っていて。その先で、いつかはサッカーに関わるお仕事もできたらうれしい」と語っており、女優としての成長が、サッカーへの“恩返し”になりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.138(2018年6月15日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.138

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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