世界初の「イグ・ノーベル賞」公式展覧会 受賞作品の展示も

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9月22日(土)より、東京・水道橋の東京ドームシティ「Gallery AaMo」(ギャラリー アーモ)にて、世界初の“イグ・ノーベル賞”の公式展覧会『イグ・ノーベル賞の世界展』が開催される。

イグ・ノーベル賞は、1991年に創設された、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞だ。その名前はもちろんノーベル賞から頂いており、否定的なニュアンスを表す英語の接頭辞「ig」をアタマに付けたもの。日本は世界的にも“イグ・ノーベル賞大国”で、「ウシのフンからバニラの香り成分を抽出」「足の匂いの原因となる化学物質の特定」「犬語翻訳機『バウリンガル』の開発」など、ほぼ毎年受賞者を輩出している。

今回の展覧会は、「イグ・ノーベル賞」を企画運営するサイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』の編集者・マーク・エイブラハムズ氏の協力を得て制作される世界初の「イグ・ノーベル賞」公式展覧会だ。

会場では、イグ・ノーベル賞についての解説、受賞者に与えられるユニークなトロフィーの展示に加え、盛り上がる授賞式の様子を映像で紹介。「ガスマスクに変身するブラジャー」「去勢によって自信を失ってしまった犬を救済するアイテム」などの実物展示や、受賞研究体験ブースなどが用意されている。

『イグ・ノーベル賞の世界展』は、2018年9月22日(土)~11月4日(日)まで、Gallery AaMo(文京区後楽1-3-61)にて開催。開場時間は平日12:00~18:00、土日祝日10:00~18:00。開催期間中無休。当日大人1400円。

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イグ・ノーベル賞の世界展-東京ドームシティ

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。