『どうにかなりそう』の岡藤真依　「Ohta Web Comic」で新連載開始

カルチャー

2018年8月30日

8月30日（木）より、岡藤真依の新作『少女のスカートはよくゆれる　岡藤真依短編集』の連載が、コミックサイト「Ohta Web Comic」にてスタートする。

この作品は、普段正面から語られることが少ない「性」を、あらゆる角度から見つめ直す短編集だ。幼児期のトラウマを抱えてなかなかセックスに踏み込めない女の子、脳性マヒだけど普通に恋愛をしたい女の子──彼女たちにとって、恋をしてキスをしてセックスをするという「ステップ」を踏むことは当たり前のものではない。さまざまな悩みを抱えた女性たちの「性」を、岡藤が丁寧に紡ぐ。

岡藤は、思春期の少年少女の未完成な性をモチーフとした作風で注目を集め、2017年に単行本『どうにかなりそう』（イースト・プレス）でデビュー。官能的で美しい文学作品のような作風が絶賛された。今回スタートする新作は、匂い立つようなエロティックな世界観はそのままに、あらゆる角度から「性」を見つめ直す、岡藤による新しい「性」教育。「コンドームのつけ方を授業で習いましたか？」──誰もが素通りしてきた素朴な疑問を、岡藤が投げかける。

連載は2018年8月30日（木）にスタートし、今後は毎月30日に1話ずつ公開される。

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。