9月19日(水)より、千葉県千葉市の「千葉市美術館」にて、“激動”と呼ぶにふさわしい1968年のアートシーンを振り返る展覧会『1968年 激動の時代の芸術』が開催される。
この展覧会は、日本の現代美術にとって大きな意味を持つ1968年から半世紀が経過した今、現代の視点から当時の芸術について振り返るものだ。1968年(昭和43年)は、学生運動やヒッピー・ムーブメント、ベトナム戦争に対する反戦運動など、世界が騒然としていた時代で、芸術の世界にはカウンターカルチャーやアングラのような過激でエキセントリックな動きが登場。1970年に開催される日本万国博覧会(大阪万博)に向け、多くの芸術家がこれに協力する一方、こういった動きに批判的な声があがるなど、芸術界も激しく揺れ動いていた。
会場は、「激動の1968年」「1968年の現代美術」「領域を超える芸術」「新世代の台頭」の4つの展示で構成され、絵画、写真、デザイン、建築、演劇、舞踏、漫画など、幅広いジャンルにわたる400点の作品や資料が登場。磯崎新、赤瀬川原平、横尾忠則、宇野亜喜良、寺山修司、唐十郎、森山大道ほか、個性的な芸術家が活躍した熱い時代を振り返る。
『1968年 激動の時代の芸術』は2018年9月19日(水)~11月11日(日)まで、千葉市美術館(千葉市中央区中央3-10-8 京成「千葉中央駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金・土は20:00まで)。休館日は10月1日、11月5日。観覧料は一般1200円(1968年生まれの方は500円)。
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・1968年 激動の時代の芸術-千葉市美術館
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