『ダンまち』主題歌を歌う井口裕香 夢は「バンドと一緒にライブツアー」

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7月から2期の放送が始まった TVアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」』のオープニングテーマを声優の井口裕香が歌っている。新曲『HELLO to DREAM』はどんなテーマの曲なのか? 2019年6月26日発売の『クイック・ジャパン』vol.144で、井口はこのように語っている。

「新シリーズがはじまるというわくわくがすごく詰まったうえに、作中でどんどん成長していっているベルくんの成長と仲間との絆と結びついた『“みんなと”ともに行こう』っていう、今だからこその強さのある曲です。でも、まだまだここで冒険は終わらないっていう前向きな希望とか、未来や夢に向かって突き進む力も感じる曲になっています」

レコーディングは、「歌うよりおしゃべりの時間のほうが長かった気がします(笑)」というほどリラックスした雰囲気で進んだ今回の新曲。カップリングには、アーティスト盤とアニメ盤とで別の曲が収録されているが、それぞれどんな曲なのか?

「アーティスト盤の『We are together!!』は、私自身がすごく好きということもあってライブ向きなEDMになっています。なので、7月末のライブ&トークイベントでは久しぶりにバリバリのダンスを披露できたらなと思っているんですけど、いかにみんなと一緒に盛り上がれるかということを優先した楽曲なので、ライブではぜひ力を貸してほしいです。

あと、アニメ盤収録の『たったひとつの』は『ダンメモ』2周年記念の主題歌なんですが、ゲーム内で展開される原作者・大森藤ノ先生の書きおろしストーリーに添った曲で主人公の姿が頭の中で思い描けたんですよ。なので、優しさや『大切なものを守りたい』といった柔らかいものを原動力にしながら、自分自身がゲームの主人公になった気持ちで仲間の存在を意識しながら歌いました。なのでこれも、ライブでみんなと一緒に盛り上がってアツくなれる楽曲だなと思っています」

7月28日にはライブ&トークイベントが開催される井口。今後はどんなことに挑戦していきたいのか?

「私自身が普段聴く楽曲がもっとゴリゴリのEDMだったりするので、いずれはファンのみなさんにも『新しいね』って受け入れてもらえるようなバランスで、かっこいい曲も歌えたらなと思います。それにライブも、以前バンドのみなさんとのライブがすごく楽しかったので、ゆくゆくはアルバムを発売してバンドと一緒にツアーも回りたいですね」

『ダンまち』シリーズは原作の累計発行部数が1200万部を超え、その勢いは止まりそうもない。1期や劇場版などに引き続いて主題歌を歌う井口も、今後ますます注目の存在になりそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.144(2019年6月26日発売/太田出版)

【関連リンク】
クイック・ジャパンvol.144

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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