7月13日(土)より、東京・上野の国立科学博物館にて、世界初公開、日本初公開となる標本を通じて恐竜学の最前線に迫る『恐竜博2019』が開催される。
1969年、アメリカで発見された肉食恐竜に、「恐ろしいツメ」という意味の「デイノニクス」と名付けられて50年。この展覧会は、それから半世紀が経過した恐竜学の歩み、現在、そして未来を展望するものだ。恐竜はどんな生き物で、どんな特徴を持っていたのか? 日本にも恐竜はいたのか? どんな資料が残っているのか? なぜ絶滅したのか?──貴重な資料を通じて、様々な疑問に迫る。
会場には、デイノニクスのホロタイプ標本と実物化石、モンゴルのゴビ砂漠で発見された“謎の恐竜”「デイノケイルス」の頭骨などの実物化石と全身復元骨格、日本の恐竜研究史上最大の発見と言われる「むかわ竜」の実物化石と全身復元骨格など、日本初公開・世界初公開の品々が多数登場。世界有数の化石発掘地・モンゴルで発見された「ロミオとジュリエット」と呼ばれる化石、3体のオディラプトル類が重なった「きょうだい化石」も展示される。さらに、恐竜絶滅についても、絶滅前夜、隕石衝突、爬虫類vs哺乳類まで、その経緯を解説。恐竜学の最新成果を学ぶことができる。
『恐竜博2019』は、2019年7月13日(土)~10月14日(月・祝)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金・土は20:00まで。8月11日~15日、18日は18:00まで)。休館日は7月16日、9月2日、9日、17日、24日、30日。入館料は一般1600円。
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