9月21日(土)より、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、20世紀美術最大の巨匠の一人、ジャン・ミシェル・バスキアの展覧会『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』が開催される。
バスキアは1960年、ニューヨークのブルックリンで、ハイチ出身の父とプエルトリコ出身の母の間に誕生。10代の頃からニューヨークのストリートでのスプレーペインティングで腕を磨くと、瞬く間に話題の存在となり、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングなど、当時を象徴するアーティストと交流を深めたが、1988年に27歳で悲劇的な死を遂げた。
旺盛な創作意欲の持ち主だったバスキアは、10年あまりの活動期間で2000点を超すドローイングと1000点以上の絵画作品を残し、死後に名声は益々上昇。『ZOZOTOWN』の前澤友作氏が2017年、バスキアの作品を約123億円で落札したことでも大きな話題となった。
日本で初の大規模展となる今回は、上述の前澤氏所有の作品や、初公開のプライベートコレクションを含む約130点が登場。絵画やドローイングのほか、立体作品や映像作品も紹介される。さらに、頻繁に日本を訪れ、日本からの影響を受けて制作した作品も展示。バスキアと日本との関係にも迫る
『バスキア展 メイド・イン・ジャパン』は、2019年9月21日(土)~11月17日(日)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)にて開催。開館時間は10:00~20:00 (9月25日、9月26日、10月21日は17:00閉館)。休館日は9月24日。観覧料金は当日一般2100円。
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