11月2日(土)より、東京・上野の国立科学博物館にて、世界各地のミイラとその背景にある文化を紹介する『特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて』が開催される。
死体が自然状態で、あるいは人工的な手段を用いて保存されたミイラ。本来なら腐ちて失くなるものであるはずの死体が“永遠の命”を手に入れたミイラは、古来より多くの人を惹きつけ、そして恐れられてきたが、この展覧会ではその文化的・学術的価値を確認するべく、世界各地のミイラとその背景にある文化を紹介する。
会場には、現存する世界最古のミイラ、人工的なミイラづくりの手法を確立したエジプトのミイラほか、南米、ヨーロッパ、日本など、世界各地に存在するミイラ43体が登場。映画、小説、マンガなどのモチーフになってきたミイラは、誰が、なぜ、どのような方法で作ったのか、科学的にアプローチする。
『特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて』は、2019年11月2日(土)~2020年2月24日(月・休)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金・土は20:00まで)。休館日は月曜(月曜日が祝日の場合は火曜日)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)、2月17日(月)は開館。入館料は一般1700円。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・特別展「ミイラ」
【関連記事】
・図鑑の絵師さんを直撃 「恐竜の色」はどうやって決めている?
・ネッシーやツチノコなどの未確認生物と『ムー』はどう向かい合ってきた?
・文化成熟のバロメーターとなる動物園 その起源は6500年前
・超能力ブームの火付け役ユリ・ゲラー 来日を決めた不思議な理由
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。