東京・上野の国立科学博物館にて、「和食」の魅力を紹介する特別展『和食 ~日本の自然、人々の知恵~』が開催される。
この展覧会は、古代から未来まで、和食の歴史的変遷などを、バラエティ豊かな標本や資料、インタラクティブな映像演出を交えて紹介するものだ。日本は南北に長い上に四季が明確で、海の幸から山の幸まで、地域によって様々な食材が手に入に入るため、豊かな食文化が育まれてきた。そのため、2013年には「和食(和食;日本人の伝統的な食文化)」がユネスコ無形文化遺産に登録されており、和食が世界中から大きな注目を集めている。
会場では、水、キノコ、山菜、野菜、魚、貝・甲殻類、海藻など、和食の特徴である多様性に富んだ食材を科学的な視点から解説するほか、縄文時代から現代までに至る「和食の歴史」、資源の確保や宇宙生活を目指す研究開発など「和食の未来」について紹介。和食を通じて、日本の豊かな環境とそこに暮らす人々の営みについて、新たな視点で考えるきっかけを与える展覧会になっている。
『和食 ~日本の自然、人々の知恵~』は、開幕日未定(新型コロナウイルス対策のため)~2020年6月14日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金曜、土曜、4月26日、29日、5月3日~5日は20:00まで。4月27日、28日、30日、5月6日は18:00まで)。休館日は月曜(ただし3月30日、4月27日、5月4日、18日、6月8日は開館)、5月7日、19日。入場料は一般1700円。
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