オードリーがアクの強い一般人視聴者をスタジオに呼び、彼らとトークする『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』で、2018年からアシスタントを務めるのが、中京テレビの磯貝初奈アナ。彼女は東京大学出身で、在学時にはミスコンで準ミスにも輝いた美貌の持ち主だが、番組に抜擢された時はどんな心境だったのか? 2020年4月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.149で、磯貝アナはこのように語っている。
「すごく好きな番組で、いっちーさん(前任の市野瀬瞳アナ)のファンでもあったので、卒業を知ってびっくりしました。ザ・バラエティなので、自分が担当するイメージはまったくなかったです。アナウンス部の中でも暗くて堅いほうなので(笑)。うれしいんですけど、本当に私でよろしいのですか?という感じでした」
アシスタントを受け継ぐ際には、スタッフから「できると思ってないから大丈夫」「無理をせずそのままいてくれればいい」というアドバイスを送られたという磯貝アナ。しかし、そんな評価を一変させたのが、昨年9月の放送で披露した“鼻に割り箸を入れる”という荒業だ。
「鼻に割り箸を入れた回で、収録後に初めて制作陣から『頑張ったな』みたいなことを言われたときに、初めて手応えらしきものを感じましたけど……。
気がついたら入れていました(笑)。とても大きな反響をいただきましたが、『オドぜひ』でやっていることは、ほかの番組ではなるべくしないようにしているかもしれません」
バラエティで大きな爪痕を残した磯貝アナだが、「私はそんなにバラエティ適性があるほうではない」「“面白いよね”と言ってもらえるのは、オードリーさんのおかげ」と、あくまでも謙虚。今や『オドぜひ』に欠かせない存在の彼女は、
「もともと、何事も計画通りに進めたいタイプで、理由がないことが苦手だったんです。でも今は、人生なにが起きるかわからなくて楽しいなと思えるようになりました。想定外のことを面白くしていくオードリーさんと、オドぜひのおかげかなと思います」
と、番組とオードリーへの感謝の言葉を語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.149(2020年4月25日発売/太田出版)
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