7月4日(土)より、東京・西新宿の「東京オペラシティ アートギャラリー」にて、『ドレス・コード?─着る人たちのゲーム』展が開催される。
この展覧会は、衣服を通じて人間や社会との関係を探るものだ。例えば映画、演劇、マンガなどで登場人物が着ている衣服が、その人物のキャラクターを雄弁に語ることがあるように、ファッションは多くの情報を内包している。同展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れ、現代社会における新たなドレス・コードや装いの実践(ゲーム)を見つめ直す。
会場では、「組織のルールを守らなければならない?」「服は意志を持って選ばなければならない?」「他人の眼を気にしなければならない?」「ファッションは終わりのないゲームである?」など、13のキーワードとともに、ドレス・コードについて検証。グッチ、ルイ・ヴィトン、コム デ ギャルソンなど、現代ファッションの実例、着ることの(不)自由さを伝える現代美術作品、人物(キャラクター)と服装のかかわりを演劇や映画、マンガを通して考えるコーナーなど、様々な観点から「着る」という行為を探っていく。
『ドレス・コード?─着る人たちのゲーム』は、2020年7月4日(土)~8月30日(日)まで(当初の4月~6月の会期を変更)、東京オペラシティ アートギャラリー(新宿区西新宿3-20-2 京王新線「初台」駅徒歩5分)にて開催。開館時間は11:00~19:00で、入場には予約が必要となる。休館日は月曜(祝日の場合は翌火曜)、8月2日。入場料は一般1200円。京都、熊本を経て、東京で開催される同展には、今回初出品となる作品や東京展独自の展示空間も登場する。
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・ドレス・コード?─着る人たちのゲーム-東京オペラシティアートギャラリー
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