図解シリーズ第12弾 『図解でわかる 14歳から知る気候変動』発売

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全国各地で毎年のように気象災害が起きているが、地球ではいま何が起きているのか? 異常気象が増え続けている今、気候変動の影響でさらにどのような事が起きるのかを知る『図解でわかる 14歳から知る気候変動』(太田出版/インフォビジュアル研究所)が、7月23日(木・祝)に発売される。

いま、地球の気候変動が大きな問題になっている。地球の長い歴史を見ると、気候は一定ではなく、寒い時期と暖かい時期が約10万年もの長い周期で繰り返されてきたが、いま問題になっている気候変動は、自然な変化ではなく、人間によって引き起こされたものと考えられており、これによって引き起こされる問題は多岐にわたる。

同書は、人類が引き起こした地球最大の危機である気候変動について、豊富な図解とともに分かりやすく解説したものだ。「Part1」では、

「世界の気温が上昇」
「異常気象が日常化する」
「感染症リスクが高まる」
「熱波が都市を襲う」
「食料生産地が北に移動する」
「世界各地で水が不足する」
「氷が溶けて海面が上昇する」
「世界各地で水害が増える」
「生態系が破壊される」
「気候が生み出す新たな南北問題」
「『気候難民』が生まれる」
「世界経済が崩壊する」

と、「気候変動が引き起こす12のこと」を説明した上で、「地球の気候システムのしくみ」(Part2)、「始まった気候の大変動」(Part3)、「いま人類にできることは」(Part4)という順番で、問題点を解説。なぜ気候変動が起きているのか、気候変動が起きると何が起きるのか、我々にできることは何なのか、そしてコロナ後に私たちが戻る世界に新しい経済学の芽生えはあるかについて、14歳から大人まで、気候変動を中心に「SDGs」を図解でやさしく解説する。

『図解でわかる 14歳から知る気候変動』(太田出版/インフォビジュアル研究所)は、2020年7月23日発売。1500円+税。

【関連リンク】
図解でわかる 14歳から知る気候変動-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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